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普段使わない筋肉を使うから・・・
普段使わないとは、何を指して言っているのでしょうか?聞こえのいい言葉で「何となく良さそう」という印象を残して終わっていくものが多く。
どの筋肉に作用する? 姿勢はどう変わる? など専門的な回答がほぼありません。
ここでは普段使わない筋肉を使うからみたいな、曖昧な回答はしません
仕事で筋電図や3次元動作解析を触る事の多い僕が、普段使わない筋肉や姿勢について深堀りしていきたいと思います。
登山、キャンプ、渓流釣りが大好きで10年以上続けています!ハードなアウトドア経験を生かして、災害支援や山岳診療所の手伝いも経験。
30代、2児の父。子供といかにしてアウトドアを楽しむかを模索中。
Born to run とゼロシューズの思想
走りの哲学書で知られる「Born to Run 」では
走りの民族「タラフマラ族」はワラッチというトラックのタイヤから作ったサンダルのような靴で素足に近い走りを体現しており。
現代のクッション性能に特化した靴とは対極に位置するスタイルで、長距離走り続けることができると紹介しています。

さらに、裸足に近い走り方には、近年名前を聞くようになった「ベアフットトレーニング」のベースとなっています
ベアフットトレーニングとは、裸足に近い状態で足の筋力・バランス・動きの質を高めるトレーニングの事
ゼロシューズを履くことでのメリット
裸足に近い状態で走る事でのメリットも多く、ベアフットトレーニングで得られる目的は
- 足全体の感覚を高める
- 足指や足のアーチの筋力を鍛える
- 自然な着地(フォアフット/ミッドフット)を身に着ける
ことがベアフットトレーニングの目的があり
走りの哲学書である「Born to Run 」では、これらのトレーニングや走りが怪我のリスクを減らす可能性があることを指摘しています

なぜ、怪我のリスクを減らすのかな?



ここからは、さらに深堀していきます
足の感覚を高めるとは?


感覚を高めるとは「足底からの感覚入力の量の違い」と捉えることができます
足底で得た刺激は感じて終わりじゃありません。伝わった刺激が強いほど脳はフィードフォワードとして
刺激に対して対応できるように
「骨を強くする、筋肉の量を増やそうとする、足の関節位置覚を鋭敏にする、足の使い方を再考し適切化する」効果が期待できます。


クッション性があって刺激が無く、足底感覚のフィードバックが少ない場合と、刺激だらけの環境で足底感覚のフィードバックが多い場合で
どちらの方が強い足になるかは、想像に容易いです。
刺激の多い環境のほうが、応用力に優れ、怪我のリスクを減らす事ができる身体を作ることができます。
さらに、感覚のフィードバックが強いというのは、身体図式の乱れ(ランニングなどでフォームの崩れ)などを早期に気づける事も示唆します。
そのため、フォームの乱れによる怪我のリスク低減に役立つのでしょう。
どこの筋肉が鍛える事ができる?
シナジーという考え方
ゼロシューズでは、他の記事やSNSを見ても「母趾」を使って走るや、足裏の筋肉痛になったという投稿があります。
実際に自分も


足裏が筋肉痛になりました。この部位は何の筋肉がついてるのでしょうか


ゼロシューズを履いて
ベアフットトレーニング(フォアフット/ミッドフット)の歩行を続けることで、画像に示した3つの筋肉の活動量が通常よりも増えます。
これは、主に足の親指を動かす筋肉であり、土踏まずを形成する重要な筋肉であることに加え、足で地面を掴むように走ることができます。



シナジーて言葉があったけど、どう関係するの?
シナジーとは?
脳が複雑な身体運動をスムーズに行うために、「複数の筋肉をひとつのパッケージとしてまとめて制御する」仕組みのこと
足底筋の活動量が増えるとは、どういう事か説明します。
シナジーという考えかたがあるように、個々の筋肉はあるものの、活動するときは集合体として筋肉は働きます。
足底筋は、つま先立ちをする際に重要な筋肉ですが、つま先立ちする際には、自然と背筋が伸びます。
つまり、足裏を鍛える事=姿勢を整えるの事に直結します。


ヒールを履いて背筋が曲がってる人は見たことありません
カンガルーやミーアキャットも足底筋が強く発達しているために、背筋が伸びた姿勢でいます
たかが足裏の小さな筋肉と思われがちですが
上記したように、全身に多大なる効果をもたらします。
結果的に怪我のリスク軽減


走りの哲学書「Born to Run」では
怪我のリスクを減らす可能性について明記されています
足底からのより強い刺激に反応して
・刺激に対応できる骨や関節構造の変化
・フォームの乱れに早期から気づくことができる
・正しいフォームを作るための筋力増強、身体図式の適切化
が行われるため、走ることによる怪我を減らす可能性は十分にあると思います。
しかし、



物理的な防御力は低いから外傷には注意しようね
ゼロシューズ ジェネシスで新しい感覚を


薄いサンダルで歩く感覚は普段と違って、何よりも
楽しいです
点字ブロックの凸凹も枝を踏み割った感覚も良くわかります
履くだけで感じられる物は多く、いつもと同じ道も違った感覚になります
そんな新鮮な感覚を楽しんでみてほしいなと思います。










